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下門美春さんに聞く、ランニングの「知りたいこと」PART3
2026.08.25
レース前日の食事、走っているときのリズム、苦しい場面での考え方。
そして下門さん愛用のINFITスタイル。
長距離ランナーとして競技の世界で走り続けてきた下門美春さん。現在は本業の傍ら、イベントや大会のゲストランナー、ランニングコーチとしても活動しています。
下門美春さんへのインタビュー、全3部構成の最終回。
この記事では、レース本番に向けた食事や走っているときの考え方、そして下門さんが実際に着ているINFITのウェアまで、5つのテーマを紹介します。
調整期の食事、頭のなかで流れる音楽、35km地点の壁を越えるためのメンタル。競技者としての経験があるからこそ聞ける話が詰まっています。そして最後には、走る日も日常でも自然に手が伸びる、下門さんが選んだINFITのウェアを2点ご紹介します。
レース前日の食事、走っているときのリズム、苦しい場面での考え方。
本番で力を出し切るためのヒント。
レース前日の食事は?
レース前の食事についても、下門さん自身の経験を聞きました。
レース前の食事は、すごくシンプルな内容です。
前日の夜に食べるのは、具なしのシンプルなうどん。そしてレース当日の朝は、
という、炭水化物を中心とした食事。味付けは塩のみです。
「これが正解なのか、良いのか悪いのかは分からないけれど、私にとってはレースに向けた最後の『願掛け』のようなものでもありました」と下門さん。
レース中に「朝、あれを食べなければよかった……」と後悔しないように、できるだけいつも同じものを選ぶようにしていたといいます。
カーボローディングも、徹底的に行うのではなく「ソフトなカーボローディング」を意識。調整期は練習量が落ちるため、体重が増えすぎないようにしながら、レースが近づくにつれて少しずつ炭水化物の割合を増やしていくそうです。
もちろん、食事内容や量は体調や運動量などによって異なります。まずは自分に合った食事を見つけておくことが大切です。
そして、調整期間のモチベーションになるのが「走り終わったら好きなものを飲む」というご褒美。下門さんの場合は、赤いラベルのコーラ。
好きなものを楽しみにしながら、調整期間も含めてトレーニングと捉えて乗り切っていたそうです。
「今はきついけど、ここを越えれば絶対に楽になる。何度も経験して乗り越えてきたという自負があるし、これまで頑張ってきた自分を肯定するためにも、最後まで踏ん張る」——そんな思いで、レースに臨んでいたといいます。
走っているときに
聴く音楽は?
ここで少し意外な質問。
「走っているとき、音楽は聴きますか?」
実は下門さん、走っているときにイヤホンで音楽を聴くことはないそう。
代わりに、頭の中で音楽を流しながら走っています。
ONE OK ROCKやKing Gnuなどのアップテンポな曲を思い浮かべ、40km走のあいだ、ずっと同じ曲を頭の中でリピートすることも。
バラードが浮かんできたときには、頭の中で倍速にしてアップテンポに変えてしまうそうです。
その理由は、走りにとって「リズム」がとても重要だから。
動き作りで身につけた体の使い方と、音楽のリズムをリンクさせることで、自分の走りを整えていきます。
苦しいときこそ
「力を抜く」
スピードを出したいときや、苦しい場面で粘りたいときほど、「もっと頑張らなきゃ」と体に力が入ってしまいがち。
でも下門さんが大切にしているのは、むしろ力を抜くこと。
「スピードを出したい、持続したいときほど、力が抜けている状態が必要」といいます。
動き作りで身につけた「型」と「リズム」に体を流し込むことで、下半身は自然と動いていく。
そして最後に必要になるのが、メンタルです。
苦しい時間も、ゴールに近づくにつれて確実に短くなっていきます。
「今はきついけれど、ここを超えれば楽になる」
少し楽観的に考えながら、これまで頑張ってきた自分を信じて踏ん張る。
それが苦しい場面で走りを止めないためのポイントです。
クリニック当日に下門さんが実際に着ていたINFITのアイテムをご紹介。
走る日も、日常も、境目のないウェアたち。
下門さんが実際に着てきた
INFIT
今回のRunning Clinicで下門さんが着用していたのが、INFITのTシャツ。
実はこの日、そのTシャツを着たまま電車に乗って会場まで来たそう。
「ランニングのためだけのウェア」ではなく、普段使いにも取り入れやすいのがポイントです。
走る日も、ちょっとした外出の日も。
スポーツと日常の境目をつくらず、自分らしく着られる一枚です。
スポーツブラだけでは
少し抵抗があるときに
もう一つ、下門さんがおすすめしてくれたのがこちら。
スポーツブラだけで走ることに少し抵抗があるときにも取り入れやすく、夏場にも涼しく着られるアイテムです。
自分の目的に合わせて、
もっとランニングを楽しもう。
3部構成でお届けした下門美春さんへのインタビュー、これで最終回です。
初心者向けの基本から、自己ベストを目指すための練習、そしてレース当日の食事やメンタル、下門さん愛用のINFITまで。伝えたいのは、誰かの走り方をそのまま真似することではなく、自分の目的やレベルに合った方法を見つけることです。
まずは無理のない距離から。自分なりの目標を見つけて、走ることそのものを楽しんでみてください。
下門さんのアドバイスが、これからランニングを始める方や、次の目標に向かって走る方のヒントになれば嬉しいです。
下門 美春
女子長距離ランナー。実業団での競技活動を経て、現在は本業の傍ら、イベントや大会のゲストランナー、ランニングコーチとしても活動している。
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